どうも、日本最速FIREプロデューサーのYOUです。
私が月収100万円を超えるようになったのは、自分で仕事をしだして、1年半程度が経過してからでした。
いわゆる遅咲きタイプです。
私が自分の要領の悪さを認識し始めたのもこの頃からでした。
周りは、始めて数ヶ月でまとまった収益を得ていましたからね。
私は元々、かなりお金がなく、
大阪箕面の家賃2万円のところに住んでいました↓
バイトをしていた頃は、月に10万円稼ぐ、、、、
ということがかなり大変なことだと認識していて、私は確かピザハットで働いていたのですが、シフトをぎゅうぎゅう詰めにしなければ、月10万円に届きませんでした。
バイト先の社員も、超手際がよく、
会社のために人生を捧げて働いているにも関わらず、
手取り20万円の手取りもないようでした。
誰しもそんな感じに「労働」というものの感覚や
頂けるお給料の「相場感」みたいなものを学び、
バイトなら月10万円くらい稼げて、
社員になると月20万円くらい稼げる、、、、
必死に働いてもそれほど収入は増えない、、、
というのが常識化していくと思うのですよね。
私もそんな常識の中、この家で暮らしていました。
そして、この家から、超急激な坂が続く、
大阪大学まで自転車か原付で通っていました。
この頃は、バイトもろくに続かないため、収入が途切れ途切れになっており、
「将来は商社とかに入社して、30歳くらいで年収1000万円とれたら理想的だなー」
なんて考えながら生きていました。
私の中のエリートサラリーマンの常識では、
「サラリーマンで年収1000万円に至ること」=「成功」
という図式が出来上がっており、将来、結婚する嫁さんも高学歴でハイキャリアな人なら、世帯年収2000万円くらい狙えるかもな!よし、それでいこう!
くらいの気持ちでいました。
エリートサラリーマン組に入るために必死でした。
ある筋から、体育会系の部活をやっておくと、就活の裏ルートを用意してもらえる、、、なんてことを聞き、そのためだけにバスケットボール部に入りました。
家系的に、起業家や経営者は多いのですが、起業というと、どうしても不安定な感じがしますし、ボーナスも退職金もなく、社会的な保証や信用もない。。。
起業に憧れはしますが、私の中では、あまり現実的なプランではありませんでした。
ですが、大学2年の終わりのとき、大阪にとあるネット系起業家が来ていて、その方のセミナーに参加したのですよね。
その人は早稲田を卒業後、就活で失敗し、2〜3年くらいパチプロをやっていて、そこから起業した、、、という経歴を持つ方で、実際にPC1台で大金を稼ぐ、、、といった人をリアルに見たことがなかったので、実際に出会ってみて初めて、そういった世界があるんだな、、、ということを知りました。
そして、その人の元でインターネットマーケティングを始めることになり、ブログ/メディア運営から始めていったのですよ。
ま、、、月に10万円弱くらいしか売り上がらず、、、センスのなさを痛感しましたが。
そして、メディアは向いてない!次だ!と思って、
そこから、コンテンツマーケティングの方に移行し、
移行して2、3ヶ月で月100万円を超えました。
ブログ→コンテンツマーケティング
に変えたことで、月100万円をあっけなく超えたのです。
かなり驚きました。
大学4年生で、就活はある程度終えた時期です。
もうすぐで内定した会社に入らなければいけない、、、
そんな時期に月100万円を超えてしまったのです。
ある日突然、Paypal(という決済ツール)残高に
100万円近い数字がドンっと表示され、私は嬉しいやらなんやら、
現実感が湧きませんでした。
大学4年の頃、内定先が東京だったため、
一人暮らしをやめ、愛知県の実家に戻ってきていましたが、
両親に「すご、、、100万円入ってきた….」と焦って報告し、
親も「え、、、変なことしてないでしょうね?」
と若干心配そうにしていたのを覚えています。
私の場合、大阪で出会った起業家や、そのクライアントの成果を見ていたので、月100万円を達成している人がいる、、、というのはなんとなくわかってはいましたが、いざ自分がそれを達成してみると、、、
「おぉ、、、とうとう自分もPCで、ここまでお金稼ぐことができちゃったんだな、、、」
と驚きました。
今までの
「サラリーマンで年収1000万円に至ること」=「成功」
という図式が壊れ始めていました。
そして、私が一番最初に販売していたのは、ダイエットのオンラインサポートコンテンツだったのですが、そこから、医療系コンテンツ、ビジネス系コンテンツ、、、と
コンテンツの種類を変え、販売していきました。
私は他の人よりもたぶんかなり冷静で、
月100万円が転がり込んできたとき、豪遊するなんてことは一切なく、
とにかく収益がちゃんとあがっているうちに、
次の手を仕込んでおかなければならない、、、という
いわゆるマーケティングの「座組み」や「展開」というものはなんとなく感覚的に理解できており、次のコンテンツを仕込みにいっていたのです。
一旦、収益があがったはいいものの、
いつ収益が止まるかもわからない、、、という恐怖とリスクが
わきおこっていました。
ところが、収益は下がるどころか、上がり調子。
月100万円を超えたわずか3、4ヶ月後には月200万円、さらに数ヶ月後に300万円、1年が経過する頃には、500万円にまで膨れ上がり、安定してきていました。
いろいろな収益源をこの間に作ったことで、私の不安要素も少しずつ減っていきました。
そして、就職のため、東京にはいったものの、入社2日で会社をやめてしまい、
本格的に力を入れていったところ、、、
そこで、また月の収入が100万円→200万円→500万円→1000万円→2000万円、、、
と増えていったのですよ。
今考えると、会社を2日でやめたのはいい判断だったと思います。
当時は、親に言ったら怒られはしないものの、驚かれると思って言えずにいましたが、あそこで会社をやめていなければ、恐らく、流れで2~3年は会社にどっぷりと浸かることになり、いい感じに社会の常識に洗脳されていたでしょう。
月に200時間近くを使って、ようやく月に20万円やら30万円やらをもらう、、、
というのが当たり前だと思っていたのだと思います。
その点、社長に中卒やら高卒やらの人が多いのも頷けます。
20歳くらいからいきなり起業した人も多く、恐らく社会の常識を刷り込まれなかったということもアドバンテージだと思うのですよね。
そして、今回の体験談を通してお伝えしたいのは、
市場を変えたことで、今まで当たり前だと思っていた
単価、報酬、常識が全て変わってきた、、、ということです。
バイトの相場は月10万円、
正社員の相場は月20万円~30万円、
エリートサラリーマンは月80万円、
ブログやメディアは月10万円~30万円、
コンテンツマーケティングは月100万円~2000万円、、、、
私の収益が増えたときというのはいつも、
「市場を変えた瞬間」でした。
これは全てのことに当てはまり、
例えば、整体師も、普通に働けば、1人あたり5000円~1万円しか貰えませんが、ひとたび市場を変えれば、客単価が5万円~10万円になります。
また、副業業界も同じで、これから副業やりたい人向けに商売をすると、単価20万円~80万円くらいが相場になりますが、
少し市場を変えるだけで、平均単価を変えるだけで、
客単価が200万円~500万円へと早変わり。
多くのビジネスを見ていて思うのは、
いつも狭い市場で戦っている、、、ということ。
その単価、その業界が「当たり前」だと思っている。
自分がいる場所は、小さい箱でしかなく、隣に移れば、とんでもない単価で商品がやり取りされている市場もあるんだよ、と。
例えば、普通にセミナービジネスをやっている人たちは、感覚としてわかるでしょうが、セミナーに参加しよう!と考えている層は、
全体の見込み客の中のわずか5%であり、
もっといえば、セミナーに参加し、かつ、30万円以上の金額を払って、学び実践していこう!と考えている層は、全体の見込み客のわずか0.3~0.8%にしかなりません。
ですから、セミナービジネスしかやっていない人たちは、
この0.3~0.8%を互いに奪い合っているわけです。
もはや、狂気の沙汰です。
そうではなく、市場を変える戦略を少しは入れようよ、と私は言いたいわけです。
例えば、最近、ハイブランドがアニメとコラボする機会が増えました。
コーチとナルト。
ヴィトンとファイナルファンタジー。
ロエベと千と千尋の神隠し。
ドルガバと呪術廻戦。
何も知らない人たちからすれば、
「え、、、?いやいやダサすぎるでしょ?誰が買うのよ(笑)」
と思っていそうですが、
まずアニメコラボをすることで、服を目当てに買っていた顧客ではなく、
「アニメグッズを目当てに買う顧客」をターゲティングすることができ、
客層が広がる効果があります。
要はこれも市場を変えているわけです。
知っていると思いますが、オタクやマニアほど、店の売上に貢献してくれる層はいないです。
また、今の若い世代に対して、認知させておき、ブランドの名前だけでも覚えておいてもらえれば、将来、若い世代が金をもったとき、
「そういえば、ここのブランド、呪術廻戦のグッズ見るためだけにショップいったなー、久しぶりに寄ってみるか」
となる可能性もありますし、当然、SNSでの拡散率は高く、認知シェアをとることもできる。
当然、ブランドを棄損するリスクはありますが、
商品ではなく、ほぼ「広告」として割り切って展開していますし、
顧客獲得CPAも落ちているでしょう。
総合的に見て、賢い戦略です。
あのブランド戦略を見て、
「とち狂った方法に乗って出たな笑」
と思う方が、勉強不足であり、
しっかりと市場を変える重要性を認識しておくべきです。
もう一度いいますが、あなたの報酬が変わる時というのは、
えてして、市場を変えたときです。
まずはサラリーマンという市場の中にいるのなら、
起業家、経営者の市場へ来てください。
すでにビジネスをやっている人たちは、自分の事業の市場を変えることも検討されるといいかと。
では!