日本最速FIREプロデューサーのYOUです、
マーケティングのサポートなんかをしていると、
一番来る質問が、「商品」に関する質問です。
先日も商品に関する質問を頂きまして、内容はというと、ざっくりまとめれば、、、
「商品を販売するのに知識も実績もないんですが、どうしたらいいでしょうか?」
という質問です。
この手の質問は、一番多く、
とにかく商品制作や実績に関して、自信がない人たちばかり。
「心理学が好きなので、心理学を人に教える仕事がしたいと思い、心理カウンセラーというジャンルでやろうかと思ったんですが、心理学についても、本でちょっと読んだだけですし、周りを見ると、お医者様やしっかりカウンセラーとして実績のある人たちばかりでした。この場合、やっぱりこのジャンルは諦めた方がいいですよね?」
そんな風に聞かれるのですが、まずそもそも論として、多くの人は、
「Must(なければならない)」と「Better(あった方が良い)」
を混同しすぎです。
起業するにあたって、「Must(なければならない)」ものなんて、実はほとんどなく、だいたい初心者が「なければならない」と思っているものは、
「あった方がいい」レベルのものばかりです。
商品に関する知識や専門性もそうですし、実績なんかもそうです。
当然、実績はあった方がいい。
これはそうです。
ただし、なくても売上は作れるし、普通に100万円、200万円、、、と売上をあげていくことは可能です。
実際、うちのクライアントで、実績が元からあった人なんてほとんどいませんよ。
これは覚えておいてほしいのですが、、
実績とは金ができてから、意図的に作っていくものです。
例えば、よく「医者が認めた〜〜〜」みたいな
健康メソッドがあったりしますが、
あれは「医者が認めた」と書きたいがために、医者に金を払って名義を貸してもらっているケースが多いです。
だってほら、芸能人だって、CMに出ていますが、CMしてる商品を、本気でその芸能人が良い、おすすめだと思っているかというと、そんなことはないでしょう。
要は、CMへの出演料として金をもらっているから、顔と名前を貸しているに過ぎません。
それと同じで、だいたいの実績は金さえあれば、買うことができます。
業界No.1の称号も、数十万程度金を払えば、簡単に買うことができます(No.1バッジ戦略)し、、、
テレビの取材も、金さえ払えば、いくらでも勝ち取ることができます。
実績とは、金ができてから、作るものであり、
金がないうちに実績がないのは、むしろ当たり前と言ってもいい。
ですから、初心者が「実績がないから起業できません」と言っているのはちゃんちゃらおかしく、そもそも実績がないから初心者なんでしょう。
実績がないことは、別に起業ができない言い訳にはならないのですよ。
「いや、でも、知識があまりないのに、商品を作って販売したら、お客さんに失礼になるんじゃ、、、」
という人もいるのですが、
この世には『モニター』という言葉があります。
要は、商品が未完成な分、通常価格よりも安く提供し、お客様と関わっていく中で、自分も商品をブラッシュアップし、徐々に、ちゃんとした商品に育てていく、、、ということです。
日本にも、薬の治験のバイトとかあるじゃないですか。
要は、新しく作った薬の、副作用などがないかどうかを、人間でテストするためのバイトです。日給1万とか2万とか貰えるので、金のない学生さんとかが結構やってますよね。
あれも結局は、まだ商品として未完成だからっていうリスクをお金で解決しているわけでしょう。
モニター商品というのはそういうことです。
初心者ならば、モニター商品を販売すればいい。
そうすれば、誰も文句は言ってきません。
ですから、実績も知識も、実はたいして必要ありません。
何もない状態からでも、いくらでも成功できるのですよ。
実績は、集客/販売面において、確かにあった方が、数字はあがっていきやすいので、あるにこしたことはありません。
例えば、チラシを撒くにしても、実績がなにも書いていないチラシと、テレビに取材されたと書いてあるチラシがあれば、後者が有利なのは確かです。
1000枚のチラシを巻いたとして、実績がないチラシは5人から問い合わせがあり、実績があるチラシからは8人から問い合わせがあった、、、。
と、それくらいの効果は期待できるでしょう。
ですから、長期的に考えていくのであれば、やはり実績を作るために試行錯誤はしたほうがいいし、そこへの投資は惜しまない方がいい。
ただし、なければならないものではなく、
実績がないからといって、
集客が0になるかといったらそんなことはありません。
ちゃんと、集客も販売もできますし、十分な売上を立てることは可能です。
むしろ問題はなにかというと、なんでもかんでも、「できない理由」を見つけることに精一杯になっており、「どうやったら無理矢理ねじ込んででも、できるようにするのか」という発想がないことが問題です。
はっきり言って、ビジネス初心者が起業するのであれば、初めて経験することが多いでしょうし、できないことが多いのが自然です。
想定外のことも起こるでしょうし、なんでもかんでも、スラスラと問題解決できると思ったら大間違い。
ですから、「できない理由」なんて探そうと思えば、いくらでも見つかるわけですよ。
ところが、そんなこと言ってても先に進まないじゃないですか。
あらゆる問題を嫌だ嫌だと逃げていたら、結局、何も物事が進まない。
究極論、生きるのが面倒になって、死ぬしかなくなります。
たぶん、周りに一人はいると思うのですが、
なにかにつけて、
「でも」「だって」「だけど」「しかし」
と否定から入る人っていますよねぇ。
そういった人たちと会話していると、なんだか疲れませんか?
それと同じで、起業初心者が、あれこれ不安なのはわかるのですが、はっきりいって、1つ1つの質問や疑問に、常に「できない理由探し」がベースにあるのですよ。
だから、初心者との会話は非常に疲れる。
「できない理由」を探すことに躍起になるよりも、
「いかにしてやり遂げるか」を考えた方がよっぽど生産的でしょう。
「お金がないんです」
「時間がないんです」
「自信がないんです」
「スキルがないんです」
「実績がないんです」
とにかく「ない」が口癖になっているみたいですが、
はっきり言います。
そんなことはわかっています(笑)
誰だって、お金がないから、起業するんでしょう。
むしろ金があるなら、別に起業なんてする必要がない。
のんびりと投資でもしながら、配当金を受け取るだけの生活でいいわけです。
その上で聞いてるんです。
じゃあ、ここから無理矢理でもお金を作っていくにはどうしたらいいですか?って。
そこで初めて人は、現状のままじゃ何も変わらない。
なにかリスクを取って、あるいは何かを捨てて行動しなければならない、ということに気がつくんです。
時間がないのだって、誰しも同じ。
超自由な時間があるのは、現代において、無職やフリーターの方くらいなもので、他の人たちはだいたい時間がない中、隙間を縫って仕事します。
ですからね、「〜〜がない」なんてのは、言い訳にならないんですよ。
「ない」と言って仕舞えば、そこで話が終わるし、あれこれと考えなくていいから、楽だと思って「ない」という言葉を使う人が多いのですが、
そんな人ほど、次に繋がる言葉を使った方が良いです。
「どうやったらお金が用意できるんだろう」
「どうやったら時間が作れるんだろう」
「どうやったら自信がつくんだろう」
「どうやったらスキルを得られるんだろう」
「どうやったら実績をつけられるんだろう」
結果が出る人ほど、「どうやったらできるのか」を常に考えますので、最初から当たりくじをひけなかったとしても、いずれ答えに行き着きますし、成功していきます。
永遠に貧乏な人ほど、「できない理由探し」に必死で、何年、何十年経っても、常にできない理由を探し続け、永遠に進歩しません。
こうして、年数が経てば経つほど、
格差が開き、二極化していくのが、現状です。
初心者なので、自信がないのはわかるんですが、
自信がないときほど、ホラを吹くくらいでちょうどいいです。
ソフトバンクの孫さんなんかも、ソフトバンクがまだ社員が2~3人だった頃から「将来は豆腐を1丁2丁と数えるように、売上を1兆2兆と数える企業にしたい」とみかんの空き箱の上に乗って、言ったらしいですし、、
楽天の三木谷さんも、「いずれ将来、総資産額を1兆円にして、それが達成できたら、一丁上がりと言って引退したい」なんて言っていたそうですし、
実績が伴わないうちから、ホラを吹き、でかいことをかましている人たちが多いのですよ。
実際、私もスケールは違いますが、そういった側面があります。
成功者ほど、ちょっとした虚言癖があるわけです。
ただし、ホラを吹けばいいかと言われるとそうではなく、ただ単にホラを吹いているだけでは、失敗します。
失敗するホラ吹きは、
『上手くいかなかったら、いつでもバックれる気満々で、新しい次の事にチャレンジすればいい』
と考えています。
一方、 成功するホラ吹きは、
『信念があり、その信念に沿ったホラを吹いている』わけです。
ただただデカいことを言うだけの口だけの奴というのはよくいますが、
彼らの特徴として、
「気づけば言ってる事がころころ変わります」。
そうではなく、一貫したスタイルを貫き通しつつ、ホラを吹くと、それはイコール、大きな目標への一貫した努力になるわけですから、当然、成功へ繋がっていくわけです。
ですからね、自信がない人ほど、ホラを吹くくらいのことをしてみてください。
それくらいの人の方が成功しますよ。
ではでは。