YOUです、
ビジネスを始めるとき、周りの目が気になる方は多いみたいです。
「なんかあの人変なこと始めたみたいだよ、、、」
と周りの人たちから言われたくないって人が多いみたいですね。
私は全くそのあたりの
感覚がないので理解できませんが、
うちのクライアントさんたちを見ていても、
そういう細かいところで
躓くんだなぁ、、と見ていて感じることがあります。
まぁ、たぶん、そういう人たちの
特徴の1つが、地元から出ていない、、、というのがある気はします。
私の場合、愛知→大阪→東京→横浜→海外
といった形で学生時代から各地を転々としてきたので、
地元の友達なんてものはもはや繋がりが全くないですし、
もしかしたら知り合いに
私のことを知っている人はいるのかもしれませんが、
正直、会話する機会も今後、一生ないでしょうから、
全くなにも気にならない、というのが本音です。
あと、周りの目が気になって起業できない、、、
みたいなことを言っている人も、
恐らく、かっこいい起業だったら、周りに言えると思うんですよね。
いわゆるForbesに載るようなスタートアップの社長になるのだったら、鼻高々で、誇れるものもあるんでしょうが、、、
ネットでチマチマと副業の延長線上で起業する、、、
というのがどうも見た目が悪いと感じているんだろうなぁ。
ただ、1つ言えるのは、かっこいい起業を目指した段階で、
お金で悩む確率が数倍はあがるという事実です。
なぜならかっこよくて、かつ結果を出す
という2つを同時に叶えないといけないからですよ。
単純に、起業の難易度が爆増します。
そもそもどんな起業なら、
かっこいい、世間にも言える、
と思っているのか知りませんが、
間違っても「資金調達しました!」と
腕を組んで発表しているような人たちの
ビジネスを真似したらダメですよ。
私のクライアントにも
過去、スタートアップの事業をやっていました、
みたいな人は山ほどいますが、
実際、VCから出資を受けて
消える起業家たちは85%もいるんですから。
そもそも、資金調達にはフェーズがあり、
シートから始まって、シリーズCまで存在します。
それぞれの段階ごとに、調達できる資金と
成功確率が違ってくるのですが、、、
大体の資金調達しました!という人たちは、
シード〜シリーズAくらいの人たちが多く、
簡単にいうと、全くもって事業が安定していない段階で、
軌道に乗っていないフェーズです。
事業というのはそもそも、
「市場が存在しなかった(=それを求める客がいなかった)」
という理由で失敗するケースが最も多いわけですが、
スタートアップは、世の中にない新しいプロダクトを生み出そうとするため、かっこよくてキラキラして見える反面、市場がないというリスクが極めて高く、
あるところまでは売りあがったが、
そこからトンと成長が止まり、投資した資金を回収できない、、、
なんていうのはザラにあります。
ですから、散々もがいた結果、倒産することになりました、、、という人たちが量産されるのが、スタートアップの世界です。
特に大学生とかは、たぶん、こういうキラキラしたスタートアップの世界に惹かれる人たちが多いんじゃないかなぁと思うんですよね。
あぁいうギャンブル性のある勝負をするなら、
表面的なかっこよさに惹かれてもいいんですが、
内面までイケメンでないといけません。
例え、倒産しようと、破産しようと、
1回の起業で失敗しても、また数年後、
立ち上がってメンバーを集め、世界を変えてやる!
くらいのイケメンなメンタルを持っていないと、務まらないです。
私は身も心も不細工なので、
そんなギャンブルに身を投げることはできませんし、、
儲かる確実性の高い事業しかやりたくありません。
そして、そんな私に近い人は、
・カッコ悪い
・ダサい
・怪しい
・古い
というジャンルの事業に対し、
マーケティングを入れて行った方がわかりやすく儲かります。
例えば、UUUO(ウーオ)というサービスは、
魚のマッチングサービスを展開しており、
各産地の魚をメルカリのように買うことができるというサービスです。
漁師という一次産業は、
若者離れも激しいと言われますし、
ダサい事業として数えられやすいですが、
ちゃんとマーケティング入れれば、かなり儲かるジャンルの1つです。
実際、北海道のある地区では、
ホタテの漁獲で年収5000万円以上の人たちが大量に発生するなど、、
漁業、農業、林業などの一次産業は舐めたものではありません。
見た目や世間の目を気にして起業する人たちは、第三者の目が気になり、それ以上に重要な、売り手・買い手の利益を第一優先することができないため、失敗します。
世間体を気にしない人たちは、ダイレクトに儲かる事業に手をつけるため、さっさと利益を手にしますし、利益を他の事業に再投資するため、結果的に複数事業をやっている経営者として憧れの眼差しで見られることが多いです。
世間体を気にしている人たちは、判断材料に「世間の人たちがどう思うか?」が必ず含まれてくるので、正確な決断ができず、倒産し、破産し、国に損害をもたらしますが、、
世間にどう思われようと関係ない、、と振り切っている人たちは、しっかり利益を取れますし、儲かった利益をちゃんと国に還元するので、結果的に社会貢献度が高くなります。
見栄えや世間からどう思われるかを気にする人たちは絶えませんが、、、
死ぬ時はどうせ家族くらいしか周りにいませんし、
もっというと、本当に死ぬ間際は一人である可能性が高いんですから、
もはや周りがどうとかどうでも良く、いかに自分が好きなように生きるかが重要です。
まずは自分が豊かになるためにも、怪しい事業でちゃんと利益を出すところからやったほうが、私はいいと思うのですよね。
実際、怪しい事業だなと思ってるのは世間の人たちだけで、
やっている本人たちの周りはとっても幸せそうですよ。
世間体に悩む人は一度、このあたり考えてみてください。
では!