でもね、ブランディングちゃんとわかりながら、セールスしないと長期的に継続するビジネスができないし、長期で見たときの売上がやっぱ下がるんですよー。ってことなので、しっかりと長期安定的なビジネスをするためのセールスってもんを学びましょうね。
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セールスはブランディングを考えた上で売り込みをせずにしよう!
まずセールスの大前提として、売り込んではいけません。
これはもうわかっといてくださいね。
売り込んだ段階で、
そのセールスは失敗だと思ってください。
ブランディングが崩壊します。
基本的には、売りたいって気持ちを極力隠す。
表に出さない。
そういうスタンスを身につけてください。
あ、ちなみにこんなことを言うと、
セールスはやましいものなのかっていうイメージが付きやすいので
あらかじめ誤解を解いておきますが、当然会社を大きくするための行為ですし、
社会貢献にもなってますので、全く悪いことではありません。
そこも大前提として覚えておいてください。
ただ、売るっていう技術を考えたときに、基本はやっぱ「売りたい」っていう気持ちを抑えてセールスした方が、圧倒的に上手くいく確率が高いので、そこは覚えておいてくださいねーって話です。売りたいって気持ちを出すと、ブランディングが壊れちゃうので。
あのですね、
セールスでとりあえず一番意識しないといけないのが、
「信頼」なんですよ。
基本的に、人間っていうのはカネが絡んでくると、理性を失いがちです。
カネに目がくらむ人間も正直、まぁ山程います。
カネの扱い方になれていない人ほど、
大金が舞い込んでくる話に目がくらみやすいんですよね。
営業やセールスって、当然そのカネを作る行為ですし、
見ず知らずの人と会って、話して、相談して、
で、最終的になんか売られるし、カネの話をされるわけですから、
よーーーーーっぽど信頼関係ができていないとモノって売れないわけですよ。
で、ここでブランディングってものが関わってくるわけですが、
ブランディングっていうのは、まぁなんのためにやるかっていうと、
ながーーーーくビジネスの世界で生き残っていくためにやるわけですね。
で、ながーーーーくビジネスの世界で生き残れるってことは
言い換えると、ながーーーーく信頼されている企業になっているってことです。
ながーーーーく愛され続けられていて、ながーーーく信頼されているからこそ、
ながーーーーく生き残ることができるわけですよ。
そうでしょう??
ですが、ビジネス初心者ほど、さっきも言ったとおり目前のカネに目が眩みがちです。
「売りたいーーーーー!!!」
「売らないと生活費が稼げないーーーー!!!」
ってなって、ついつい気がついたら、必死になってセールスしてしまっていた…..。
そういう人って山程いるんですよねー。
でも、これやると、信頼が完全に地に落ちますので、そのビジネス終了です。
なので、もう一回言っておきますが、セールスは売り込まないでください。
しっかりブランディングを意識した上で、セールスをしてくださいねー。
顧客に無理やりセールスすると、反動が来る
ちなみに、ブランディングをまーーったく知らない人が
セールスをしかけるとどうなるかっていうと、
その場は頑張って売り込むので一応売れるんですが(それでも成約率は低いですが)、
リピート率がほぼ0%に近いくらい、
極限まで落ちてしまいます。
なので、1人のお客さんに
1個の商品を売って、それで終了。
こういうのをね、焼き畑型のセールスって呼ぶんですよ。
見込み客数が尋常じゃないくらいいるのであれば、
別に焼き畑型セールスをしていたとしても、ビジネスは存続するでしょう。
ただし、多くの人はそうではないはずです。
統計データを扱っている会社があるので、そこのデータを試しに買ってみるといいですが、自分のビジネスのジャンルの市場規模って、そもそもかなり小さいし、大金を払ってまで、真剣に問題解決をしたいって思っている人は実はかなり少ないんですよ。
人口比率から考えて、
2%~3%くらいの市場で戦っている人がほとんどですし、
というか、もっともっと小さい市場でやってる人も腐るほどいます。
0.5%くらいの市場とか普通にザラです。
そんなクソちっさい市場で戦っているにもかかわらず、
焼き畑型のセールスをしまくっているとどうなるか……..???
まぁ、想像するまでもなく、顧客が枯れて終了です。
ちなみに、ブランディングを知らずに、
売り込み型・焼き畑型セールスをすると、
追加で凄まじいデメリットが起こってきます。
なにかっていうと、超クレーマーの嵐になるってことです。
売り込みっていうのは、
つまりクロージングでお客を無理やりねじ込むって行為です。
売るのがゴールであれば、それでもまぁいいっちゃいいですが、
売ったら次の商品を売ることを基本は考えないといけないんですよね。
何回もいいますが、「リピート」です。
なんですけど、売り込まれた方はどう感じるかっていったら、
当然ながら「無理やり売り込まれたーーーーっ」
って感じるわけですよ。
すると、不満を言いたくなる。
そして、クレーマーになり、返金要求とかをしてくる。
しかも、悪評が立ちまくるので、ブランドに傷がつきまくるし、
もはや存続不可能ってレベルにまで会社が追い込まれることだってあります。
なので、売り込むっていうのは、
- 成約率もそんなに伸びないし、
- リピート率は0%に限りなく近くなるし、
- ブランドに傷がつきまくってビジネスの存続が難しくなるし、
- 悪評が立ちまくるし、
もう、ありえないくらいクソみたいな戦略なんですよ。
セールスの施策をすればするほど、戦略を練れば練るほど商品が売れなくなるという面白い話
さて、ここらで一個面白い話をしましょうか。
今までの話との関連ですけど、
「セールスをすればするほどモノが売れなくなる」
っていう話です。
例えば、ダイレクトマーケティングでよくあるのが、
セールスレターという商品を売り込むためのページを書き、
営業をかけていくっていうやり方です。
もう何十年も前から、使われているすごくオーソドックスな方法論なんですが、
実はセールスレターを書いてしまった段階で、
潜在的な成約率が落ちるっていう話があります。
ちなみに、僕はそれが嫌なので、
めったにセールスレターを書きません。
セールスレターではなくて、
セールスページを書くようにしています。
「うむむ……???セールスページってなに???」
って思う人もいるでしょう。
(というか、ほぼ全員そうでしょう)
セールスページ使ってる人、ほとんど見たことがありませんから。
セールスページもセールスレターも基本は同じです。
ただ、セールスページっていうのは、そこまでガッツリ売り込む文章をかかないし、文字数も少なめ。しかもセールスレターにありがちな1カラムの構成にしないことだってあります。
つまり、売り込む気が
かなりうすーーーーいページなんですよ。
セールスレターってのは、文章で売り込むっていう手法ですが、
そもそもセールスページは、文字数が少ないので、それができません。
文章っていうよりは、コンセプトで売るって感じですね。
で、興味があれば買ってください。
なければ買わないでください。
以上。
って感じ。
もちろん、これ、コンセプト次第で売上かなり変わりますし、
もっというと、普段の情報発信力がめちゃくちゃ問われるので、
普通に表面的に真似するだけでは、セールスページで成約率を出すことはできないでしょう。
ただ、セールスレターを書いた時点で、
超長文の文章ですし、基本は売るための文章なので、
普通に信頼損ねるんですよね。
信頼を損ねないようなライティングをしているって
主張する人もいるんですが、いやいやそうではなく、
セールスレターを書いた時点で、信頼を少なからずすり減らしているんだよって話です。
だって、お客さんも普通に感じますからね。
「売り込むつもりないからーっていくら言葉上でいっても、こんだけ売り込むための超長文のセールスレター書いてるじゃない….」
って。
なので、売ろう売ろうとして、
頑張ってだーーーーーーーーっと文章を書くと、
どんどんどんどん成約率もリピート率も落ちるっていう事実がここにあるわけですね。
僕はちゃーーっと1時間くらいで書いた文章でも、
アホみたいに商品売ることが可能ですし。
ここらへんの違いが、ブランディングを考えたセールスができているかどうかってところで、顕著に出るでしょう。
セールスレターを使えば、ねじ込むってことが可能になるので、
当然、その場の成約率は出るかもしれません。
ただ、一方で明らかにリピート率を下げることになっているのは理解してください。
長期で見ると、確実にセールスレターではなく、
セールスページを使ったほうが売上が格段に違ってくるんですよ。
っていうのと、
やっぱセールスレターを使い続けると、
長いことビジネスができなくなっていきます。
2~3年とか短いスパンでビジネスするんなら、まぁいいんですが。10年先、20年先も同じ仕事で食っていきたいなら、普通にセールスページを使えるようになりましょう。
ってことで、後半ややマニアックな話になりましたが、
こういうマニアックな議題もガンガン出していく、無料オンサインサロンFLPを運営中ですので、興味があれば入っておくとお得かもしれません。
ではでは。