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ブランドロイヤリティとは?意味と測定方法
さて、では改めまして。
「ブランドロイヤリティって何かな?」ってとこから始めましょう。
まぁ、これ一言でいうと、
どれくらい信者になっているか?
っていう指標のことです。
僕はもうPC買うならAppleしかないと思ってるので、PCに関して言えば、Appleへのブランドロイヤリティはかなり高めですが、タブレットは別にAppleでもKindleでもどっちでもいいかなーと思ってるので、そこに関してはブランドロイヤリティは低めです。
こんな感じで、ブランドロイヤリティって超ふわっと、ふぁさっとしたものです。
ただ、超重要です。
まぁ理由はいくつかあります。
まず1つとして、ロイヤリティがあがれば収益が今まで考えれなかったレベルにまで上がるってこと。
10万~30万の収益いってるなら、普通にロイヤリティあげるだけで100万超えできます。
「購入者リスト(過去一度でもあなたからなにかしらの商品を買ったことのある人)」って、普通にリピート率を高めやすい(しかも最初に売った商品の2倍の価格の商品すら余裕で売れる)ので、20万の商品を1個販売できたら、次は同じ人に40万の商品が販売できます。
となると、今まで20万の収益だった人が60万の収益になるわけです。
ロイヤリティ高めるだけで、月商が3倍になります。
当然ながら年商も3倍になります。
ぶっちゃけ、Webマーケティングって1年で年商が2倍、3倍になるのってザラですし、ちょっと戦略や方向性変えるだけで、年商10倍とかも全然あり得ちゃう世界です。
その1つの例として、ロイヤリティ高めるっていうのは、みんなができてなくて、なおかつ収益がバーーーンと膨らみやすいとこなので、普通にやってないとめちゃくちゃ損失大きいですよ。
逆に、ロイヤリティ高めるブランド戦略をとってないってなると、
今後ビジネスで生き残るのは難しいでしょうね。
市場が成熟してくるに連れて、ビジネス参入者はこれからどんどん多くなりますし、その分だけしっかりと「ホンモノ」だけが残っていく傾向になります。
ホンモノっていうのは、しっかりとブランド価値提供できて、ファンがしっかりとつく(というよりは、ファンになってもらう戦略をしっかりとっている)人だけが残るってことです。
今後は、ブランドのファン戦略があるかないかで、はっきりと結果が別れるでしょうねー。
収益が出る人は、これまで以上の収益がじゃんじゃん出るでしょうし、出ない人はまじでもう生活できないレベルにまで、さーーっぱり収益でないって状況になるでしょう。
ってことで、「ブランドロイヤリティをあげるための戦略」はめちゃくそ重要なわけです。
ブランドロイヤリティの正しい測定方法とは?NPSって知ってる?
さて、ブランドロイヤリティの重要性がわかったところで、次は実際の使い方です。施策って、知ってても仕方ないので。何事もそうですが、使えなければ知らないのと同じ。使い方までしっかりマスターしましょう。
ブランドロイヤリティは、とりあえず計測するところからスタートします。
どの程度ロイヤリティが高いのか?をまず把握して、その後、さらに数値を高めるために改善努力を加えていきます。なので、まず測定方法から話しますが、NPS(Net Promoter Score)って方法がポピュラーですし、GAFAでも使われているのでおすすめです。
まぁ、くだけた言い方をすると、「アンケート」です。
あのね、ちなみに言っときますが、結果出ない人に限って「人に聞く、尋ねる」っていうシンプルなことをしないんですよ。ウンウンと頭の中で考えて、必死にひとりで解決しようとします。これはアホなので、やめましょう。というか、それやってるといつまでも結果出ないです。
さて、余談でした。
NPSのアンケートの聞き方として、一般的なのが、こんな感じ↓
まず、「この商品・サービスを人におすすめしたいですか?どの程度おすすめしたいですか?」っていうふうに聞きます。
そして、
- おすすめしたくない!⇢批判者
- まぁまぁ良い商品だから紹介してやってもいいよ⇢中立者
- めっちゃ良い商品だから友達とかに紹介するよ!!⇢推奨者
というふうに3つのレベルに区別します。
そして、「推奨者の割合ー批判者の割合」
によって、NPSの値が算出できるわけです。
例えば、推奨者の割合が60%で、批判者の割合が20%なら、60-20=40%という値が出せるわけです。当然、この数値が高いほど、ブランドロイヤリティが高いってことになりますし、この数値をあげれるように企業努力しないといけないわけです。
ただこの方法、問題があります。
よーく考えてほしいのですが、アンケートって迷ったらだいたい真ん中くらいにしませんか?例えば、この商品をどのレベルで気に入ってますか?って言われて、10段階で評価しろって言われたら、まぁ普通に5とか6くらいのレベルにチェックいれません??
ただ、上の図でいくと、5とか6って、「批判者」レベルなんですよ。
なので、真ん中くらいの評価をする人ばかりになると、当然、ブランドロイヤリティがどんどん下がるので、「果たして本当にこの測定方法で正しいのか?????」っていう疑問が出てきます。
そこで、ちょっと数値をいじったりするのがおすすめです。
- 0、1、2、3、4 ⇢批判者
- 5、6、7、8 ⇢中立者
- 9、10 ⇢推奨者
こんな感じでカスタマイズしてもいいでしょう。
まぁ、サービスや内容によって、若干評価基準は変えた方が正しい測定がしやすいってことです。
ブランドロイヤリティを高める簡単な方法
じゃあ、ブランドロイヤリティを現状よりもあげたいってなったら、どういった施策をすればいいのか?って話をしていきますね。
まぁ、方法論としてはいろいろあります。
- ブランド提供価値をあげる
- 親近感を演出する
- スイッチングコストをあげる
- コミュニティを作る
- 接触回数をあげる
- ユーザビリティをあげる
- ストーリーを使った感情的価値の提供
ただ、ややこしいことは面倒ですし覚えにくいので、とりあえずこれだけやっときゃいい!って施策を一言でまとめます。
それが、
コミュニティを作り、定期的に「私の商品でなければいけない理由」を発信する
ということです。
もはや、現代のWebマーケティングにおいて、コミュニティ形成は避けては通れないので、どうしたってコミュニティビジネスをすることになるでしょう。
そして、そのコミュニティで信頼関係を築きながら、「なぜ私の情報をフォローし続ける必要があるのか?」「なぜ他社の商品でなくて私の商品でなくてはならないのか?」「なぜ私の商品を買わずに今のままいくとヤバイのか?」を発信しまくってください。ストーリー戦略について学んでいるのであれば、ストーリーを使った理念を発信すると、より効果的です。
はい、ってことで、今回やらなければならないことをまとめますが、
- アンケートにより、ブランドロイヤリティを計測する
- ロイヤリティを改善する方法を試す
- 再度、アンケートを取り、ロイヤリティが以前よりあがっているか確認する
っていうこの3つです。
まぁ、控えめにいって、今回紹介したブランドロイヤリティ戦略はとっていないと、やっぱり確実にビジネス終了しちゃうので、理解したら速攻で取り入れましょう。
ではでは。