どうも、日本最速FIREプロデューサーのYOUです。
起業初心者からの相談を受けると、70%くらいは、
「商品をどうしたらいいでしょうか?」
「自分にどんなビジネスができるでしょうか?」
「知識がないのに商品をどうやって用意すればいいでしょうか?」
など、「商品」に関する質問が多いです。
ただですね、結論、商品って別に最初はいらないんですよ。
なぜなら、商品があっても、売れない人は山のようにいるから、です。
なんなら、商品は、売れている人たちの商品を借りてきてもいい。
あるに越したことはないけれど、別に自分で用意する必要もないんです。
例えば、先日、私のところに相談に来てくれた人なんかは、
ペット系のグッズ販売を行っている方でした。
キャットウォークといって、
猫ちゃんが自由に壁などで遊んだりできるように、壁を猫仕様にするあれです。↓
その会社の強みとしては、「工事が不要」だそうで、
普通、こういうのを業者に頼んでやろうと思ったら、かなり大変らしいのですが、
マグネットを仕込んで、貼り付けるだけでキャットウォークを作れる、、、
というところを売りにしたいんだそうです↓
これを聞いて、「いいじゃん!」という人もいると思います。
そうです、別に悪くはないんです。
ただ、めちゃくちゃ言い訳でもない。
そして、めちゃくちゃ言い訳でもない商品って、
ものすごくセールスの難易度が高いんです。
もう少しコンセプトにエッジをかけたいのですよ。
言い換えると、何を強みにし、何を軸に戦うのか?です。
当然ですが、工事不要とはいえ、良いものでなければ、取り付けたくない。
そのため、工事不要というのは、あくまでオプションとして優秀なのであって、これはコンセプトにはなり得ません。
自分が提案したのは、『デザイン特化』したキャットウォークです。
キャットウォークってどうやら、自作でDIYして頑張る人も多いそうで、当然、自分で頑張った方がお安いわけですが、やはりデザイン的に劣ります。
そのため、デザインにこだわったキャットウォークで
インスタのフィード、全て埋め尽くしていけば、
顧客の目にとまりやすいですし、売れやすいです。
コンセプトとはいわば、
「〜〜といえば、××」という状況を作り出せるかどうかが重要で、
ぱっと見でここが良い!とならなければいけません。
このあたり、理解していない人たちが多いんですよ。
コンセプトの良さは、長々と説明して理解してもらうものではなく、
ぱっと見の印象値で、良い!と判断されるものでないといけません。
その点、デザインなんかは非常にわかりやすく、
コンセプトとしてもヒットさせやすいです。
コンセプトを固めたら、あとはダブルファネルマーケティングでも入れて、顧客が顧客を連れてくるシステムを整えていけば、放っておいても、顧客が増えていくでしょう。
このあたりは、リクルートも取り入れている方法ですし、
英語でいうなら、「How are you ?」レベルの
知らないとちょっと恥ずかしいくらいの知識ですが、
意外と仕掛けている人が少なく、、、自分としてはびっくりです。
まぁ、とにかくですね、覚えておいて欲しいのは、
商品なんてどうにでもなるし、売れてる商品を販売するのでもいいんだから、
むしろ重要なのは、『売れる』という状況を作り出すことなんだよ、ということ。
よく、お客さんを満足させれば稼げる、と勘違いしている人もいますが、
満足したからといって必ずしも
お客さんがあなたのリピーターになるわけではないです。
別に満足だけなら他の商品、他の会社からでも得られます。
(くら寿司でも、ハマ寿司でも、かっぱ寿司でも、満足は得られるでしょう)
また、いくらお客さんの満足度をあげたところで、
高いお金を払ってもらえるわけでもありません。
要は、満足度をあげる=売上があがると思っているのは大間違いで、
売上をあげたいのならば、売上をあげる仕組みを作ることが重要だという話です。
満足度をマックスまで高めるのは、むしろ高級サービス系であり、
価格帯が中程度以下なら、むしろサービスの品質をぎりぎりに保ちつつ、
良心的な値段で販売する方が重要なわけですからね。
ですから、満足度ではない、商品でもない。
売上をあげるなら、仕組み。
何度もいいますが、ここを覚えておきましょう。
では。