アフィリエイトや他のビジネスは、基本的に自分さえ収益が上がっていたら、それでOKなはずです。
しかしながら、親切にもアフィリエイトの方法を教えてくれたりだとか、副業の方法を教えてくれるという旨のメッセージが、Twitterやインスタグラムでよく届くと思います。
あれの狙いはなんなのでしょうか?なぜ勧誘をするのでしょうか?
お答えしていきたいと思います。
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アフィリエイトビジネスの勧誘をなぜするのか?ネット初心者を狙う方法とは?
基本的に、アフィリエイトビジネスの勧誘は、ネット初心者をターゲットとしたものが多いです。ネット初心者のことを「フレッシュリスト」と呼び、非常に商品販売をしやすい人たちだからですね。なので、もう答えから言ってしまいましたが、「なぜアフィリエイトビジネスの勧誘をするのか?」に対する答えは、「最終的に商品を販売するから」ということになります。
当然ながら、彼らもビジネスとしてTwitterやインスタグラムをしているはずですし、お金にならないのであれば、熱心にメッセージなど送らないはずです。お金になるからメッセージ送信をしているわけですね。では、その手法とはどういったものなんでしょうか?
具体的な流れを詳らか(つまびらか)にしていきたいと思います。
①Twitter(ツイッター)やインスタグラムでネット初心者を集める
まず、Twitterやインスタグラムなどに代表されるSNSでとにかくネット初心者を収集していきます。いわゆる「SNS集客」がこれですね。なぜTwitterとインスタグラムを使うのかというと、非常にアカウントの量産がしやすいですし、かつ自動化ツールが使えるからですね。
例えばFacebookだと、「投稿」が結構面倒なんですよね。画像と文章、両方とも投稿しなければいけません。これはなかなか自動化ツールでは出来ないんですが、Twitterって140文字の文章だけでいいですし、インスタグラムも写真だけでOKです。なので、非常に自動化がしやすく、ツールに任せておけば、
- 投稿
- フォロー
- DM(ダイレクトメッセージ)
この全てを自動でやってくれます。
彼らは一通一通、メッセージを送っているわけではなくて、ほとんどツールに任せ、メッセージを一斉送信しているってわけですね。なので、何百、何千という人たちに同時に同じメッセージを送っています。そして、そのメッセージに興味を持ってくれた人たちを集めるということです。
②無料商材を渡し、有料級の情報を渡す
そして、Twitterやインスタグラムでメッセージに興味を持ってくれた人たちに対し、無料商材であったり、無料メルマガを流していきます。なぜ無料なのか?というと、まず無料商材で「無料なのに、これだけの内容を教えてくれるなんて凄いなー」とより深く興味を持って、信頼度を上げていくためです。
これは大企業もよく使っている手法ですね。例えば、ドモホルンリンクルなんかは無料お試しサンプルを無料で配りまくったりしていますし、レッドブル・エナジードリンクも無料でドリンクを配ってたりします。
③有料商材を販売する
無料商材で信頼関係を作れたら、次にいよいよ有料商材を販売していきます。基本的にインターネットで商材を作るのに、コストはかかりませんし、いくら無料商材として配っていっても、別に赤字にはなりません。
ただし、無料商材を広告していくときにお金がかかったりはします。広告費を使うということですね。チラシ配りもそうですし、インターネット広告もそうです。広告を使っている場合、利益を取らないと広告費を回収できませんから、しっかりと有料商材で利益を獲得していく必要が出てきます。
まぁ、単純に有料の商材を売っていかないと、ビジネスにならないというのもありますが、とにかく
- 広告費を回収するため
- ビジネスで利益をあげるため
に必ず、無料のあとに有料商品をオファーされると思っておいた方がいいです。
これが、Twitterやインスタグラムを使ったアフィリエイトの勧誘の方法です。
なぜ「お金」だけが狙いのアフィリエイトの勧誘は断った方がいいのか?
で、興味が本当にあるのなら、僕は別にビジネスを実際に始めて見るのもいいと思っています。しかし、彼らの多くは「お金だけ」が狙いの勧誘であるケースがほとんどです。その場合は、即座に断るべきだと思っています。
なぜか?簡潔に言うと「お金を払ったことに対して後悔が残りやすい」からです。自分でしっかり考え、お金を払う決意を固めてからビジネスに投資するのは素晴らしいことだと思います。ただ、勧誘され、強引にセールスされて、売られる場合は確実に後悔が残ります。
なんだかわかんないうちにセールスされて、気づいたら買わされてたみたいなことになりかねません。これを避けるために、乗ってはいけない勧誘を3つまとめました。
①実際に会って食事しようという勧誘
これが最も乗ってはいけない勧誘です。1対1のセールスはなかなか帰らせてくれませんし、非常に相手も粘り強いです。僕も東京に来てから、何回かカフェで勧誘している人たちを見たことがあるんですが、1〜2時間の間、ずっとセールストークでした。
見込み客が「ちょっとまた考えます…」と言っても、「いや、今決断しないともったいないですよ!」といって、引き下がってくれませんし、結構迷惑なタイプのセールスですね。
こういうセールスはその場で折れて、「わかりました、じゃあ契約します」と言ってしまうと後で必ず後悔しますので、注意してくださいね。なんなら、完全に無視してその場を離れてしまっても大丈夫です。
②セミナーへの勧誘
定番なのが、セミナーへの勧誘です。セミナーでビジネスの説明会をして、いかにこのビジネスが優れているかという説得をします。そして、商品の販売が最後にあるという感じですね。セミナーは良いものもあれば、悪いものもあるので、一概には言えませんが、基本1万円以下のセミナーで価値があるものに出会った経験がありません。
セミナーに参加するなら、高額セミナーの方がおすすめですよ。高額セミナーの場合、セミナー主催者は「セミナー自体」で利益を得ることが目的なので、内容もかなりしっかりさせて、満足度を高めようとしてくれますが、無料とか低額セミナーだと、セミナー中に販売する商品で利益を取ろうとするので、セミナー自体は結構お粗末になりがちです。
③サイトやブログ記事・メルマガに誘導
最後が、単純にサイトやブログ記事、無料メルマガに誘導するだけというもの。で、しかもその後に特にセミナーの勧誘とかもない場合があります。これは別にそれほど警戒する必要はないのですが、どういう仕組みかだけ解説しておきたいと思います。
まず、単純にサイトやブログ記事に誘導してくるのは、サイトやブログのアクセスアップをしたいからです。SNSからいろんな人達を呼び込み、シェアを獲得することができれば、拡散し、サイト・ブログの評価も上がります。
そして、無料メルマガに誘導してくるケースですが、この手法をオプトインアフィリエイトと呼びます。他人の無料メルマガを紹介するだけで、1件あたり500円が貰えたりするというアフィリエイト手法です。
これに限っては、特にあなたからお金を取ろうというわけではなく、紹介者がアフィリエイト報酬を貰うだけなので、別に問題ないかなとも思います。
まとめ
なぜアフィリエイトの勧誘があるのか?ですが、「収益を得るため」というシンプルな結論に着地しました。
基本的にアフィリエイトの勧誘で良質なものは少ないので、その話に乗る必要はなしです。勧誘があれば断ってしまいましょう。もし、ビジネスに興味があるのであれば、「勧誘に乗る」という受動的な行為ではなくて、自分で主体的に行動してみるといいと思います。その方が圧倒的に後悔が少なくなりますよ。