アフィリエイトって凄く嫌われる傾向にあります。
僕はビジネスモデル的には凄く良く出来ていて、素晴らしいと思うんですけどね。
取り組む時、嫌われたくないしなーという理由で挑戦を諦めてしまうのはもったいないので、アフィリエイトが嫌われる理由について言及していきたいと思います。
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アフィリエイトのイメージはなぜ悪いのか?
世間には「アフィカス」なんて言葉があります。
アフィリエイト(というかネット全般)で稼いでる人のことをアフィカスと呼ぶそうです笑
ひどい言葉ですね。
こんな感じでものすごい嫌われ方をしているわけですが、
実はアフィカスなんて言ってる人もアフィリエイトがなくなったら困るんですよ!
批判している人の多くは、世の中の仕組みを理解していないだけの人が多いですからね。
直感的に嫌いなものを嫌いと言ってるだけに過ぎないわけです。
ではなぜ悪いイメージが付いているのか?説明していきますね。
そのパワー故に悪い商品すら広まりやすくなる
アフィリエイトって凄まじい広告効果があるんですよ。
良い案件があれば、全国のアフィリエイターが紹介してくれるわけですからね。
人気商品に至っては、その商品専用のサイトが作られるほどです。
で、これはいい面も悪い面もあります。
当然、良い商品を紹介してくれれば、それが全国に広まることは良いことなんですが、
悪い商品が広まってしまうとなかなか迷惑なことになりかねないですよね。
また、アフィリエイターの中には、商品を実際に買っていないにも関わらず、おすすめしている人もいます。つまり、商品がおすすめだからというわけではなく、案件の報酬の割がいいから紹介しているってことですね。
アフィリエイトの宣伝効果はめちゃくちゃ高いので、こういったことが起きてしまい、結果的にアフィリエイトそれ自体のイメージが悪くなっているってことなんですね。悪いのはアフィリエイトではなく、紹介する側や商品製作者が良いものだけを扱えば解決するんですけどね。
お金儲けのイメージが強い
で、2つ目の理由は「お金儲けのイメージが強い」ということです。そもそも人間って、お金儲けにあまり良いイメージを持っていません。「お金を稼いでいる人」=「悪いことをしている人」とさえ思っている人もいます。
ユダヤ人が迫害されたのも、彼らが商売センスに溢れていたというのが関係しています。世界中で、お金を稼ぐことにみんなどこかマイナスイメージを持っているわけです。お金を稼いでいる人の方が、税金を収めているし、経済を回してくれているから、社会貢献しているはずなんですけどね。
で、少し話が逸れましたが、アフィリエイトにもどうしても「お金儲け」という印象が強く、悪いイメージを持たれてしまっているわけです。もちろん、アフィリエイト=お金儲けというイメージは間違っていません。みんな報酬のためにアフィリエイトしているわけですからね。でも、それが悪いことか?というと別にそれ自体は悪いことではないんですよね。いい商品を紹介していれば、別に問題ないわけですから。
あ、ちなみにねずみ講(MLM)とアフィリエイトをごっちゃにしてる人がいますが、全くビジネスモデルの構造が違いますからね。アフィリエイトは紹介したときにだけ報酬が発生する。MLM(マルチレベルマーケティング)は、紹介者が新たに他の人に紹介したときも報酬が発生します。
ねずみ講と呼ぶとなんかいかにも悪そうに聞こえますが、MLMも別にビジネスモデル自体は悪くないし、使う人次第です。ビジネスモデルとしては実は非常に優秀なんですよ?これを発案した人はほんとに天才なんじゃないかなと思うほどです。
アフィリエイトのイメージが悪い決定的な問題とは?
ここまでお話してきたのでもう大体わかると思うんですが、
アフィリエイトのイメージが悪い決定的な問題は、「商品(コンテンツ)」にあります。
商品さえ良ければ、みんな得するし、別にアフィリエイトが広まっても誰も損する人はいないんですよ。
考えてみて下さい。
みんなが食い入るように見ているYouTuberの動画ですが、あれもアフィリエイトコンテンツですからね?YouTuberはグーグルアドセンスというアフィリエイト広告がメインの収益源です。
でも誰も彼らを、アフィカスなどとは呼ばないわけです。
むしろ、めちゃくちゃファンが付いていますよね?
アフィリエイトブログを作っている人はアフィカスと呼ばれたりするのに、
YouTuberは呼ばれないというのは何故なのか?というと、
YouTuberのコンテンツってやっぱり面白いからなんですよ。
何度も言いますが、コンテンツが命ってことです。
アフィリエイトブログはアフィリエイトブログでも、
トップブロガーのサイトはやっぱりコンテンツがちゃんとしてるから、
アフィカスなんて呼ばれることはめったにないですしね。
コンテンツさえ良ければ、アフィリエイトのイメージもだいぶ改善されるのになーと思います。
アフィリエイトブログは確かに嫌いな人が多いが….
ということで、ここまでアフィリエイトがいかに嫌われているのか、とその理由について説明してきましたが、アフィリエイトブログやアフィリエイト活動をしている人が減ってしまったら、実はみんな困るって話をしていきたいと思います。
なんで困るのか?って話ですが、アフィリエイトって要は広告業だからです。
世界から広告がなくなったときのことを考えてみて下さい。
かなり街が殺風景になると思いませんか?
看板もないし、CMも流れないし、チラシも配られないし、つり革広告もなくなります。
「え、それはそれでいいじゃん!広告なんて要らないよ!」と思うかも知れませんが、広告が消えるということは、世の中の仕組みが大きく変わってしまうということです。
広告がなければ、商品が売れていきません。企業は広告を打って、商品の認知度を高め、利益を回収しているわけですが、広告が使えないとなると、商品開発費があまり使えなくなり、良い商品が生み出されなくなってしまいます。
また、企業がCMを打つことを辞めるということは、テレビ局を始めとしたメディアが全て潰れるということです。もちろん、テレビタレントも全員消えますし、モデル業・俳優業なんかも成立しにくくなります。広告で利益が出せなくなると、面白いコンテンツや良い商品が作られなくなっていくということです。
YouTuberなんかも典型的な例ですよね。
アフィリエイト報酬がなくなってしまったら、誰も毎日YouTubeに動画なんてアップしませんよ?笑だって、そんな暇あるんだったら、普通に働いた方がお金になりますからね。
ということで、アフィリエイトブログとか嫌いな人は多いですが、
アフィリエイトがなくなってしまうと、困る人の方が多いってことですね。
それだけ非常に優れたビジネスモデルだということです。
ユーザーもアフィリエイターもWin-Winになる方法とは?
でもまぁ確かに、アフィリエイト広告ばかりのコンテンツはよろしくないですよね。
人はコンテンツを見に来ているのであって、アフィリエイト広告を見に来ているわけではないですから。
なので、ユーザーもアフィリエイターもWin-Winになれるような形を取らないといけません。実はこれが、アフィリエイトで収益をあげるコツだったりもします。
そのコツとは、「いかに生の声をコンテンツに入れるか?」ということです。
ユーザーは生の声を聞きたがってます。
例えば仮にあなたがダイエットドリンクを探していたとして、どう考えてもアフィリエイト案件のドリンクがブログに掲載されていると、「どうせ、報酬目的で掲載されているんだろうなー」と思ってしまいます。
ユーザーが欲しがっているのは、「本当におすすめの商品」なんですね。
だからこそ、最近グーグルでの検索ではなく、SNS上での検索が増えつつあるわけです。
SNSに投稿されている情報は、アフィリエイトが少ないですからね。
なので、アフィリエイトする側が意識すべきは、
- 本当におすすめの商品だけを取り扱う
- アフィリエイト記事ばかりを作らない
- 本当に価値あるコンテンツを届ける
- アフィリエイト:価値あるコンテンツ=1:9くらいにする
こういったことなわけです。
本当に価値あるコンテンツを読んで、ファンになってくれれば、アフィリエイトしたとしても、喜んで買ってくれます。しかもその商品が本当におすすめのものだったら、誰も損しないし、Win-Winの関係が作れるわけですね。これをぜひ、意識してみてください。