こんにちは。
日本最速FIREプロデューサーのYOUです。
前回のコラムが割と好評でして、
「情報収集、完全に甘かったです」系のコメントがたくさん寄せられています。
こちらに再掲載しておきますから、
情報収集のやり方に不安がある方はぜひ読んでおきましょう。
一応総括すると、
- 情報収集に対する物量が甘い
- 情報収集2つの掟
- 私の初期の情報収集方法について
- 利益になる情報しか取らない
この辺りの話だったかと思います。
利益に直結する情報なんてどうやって教えてもらうの?
さて、昨日のコラムの中で
私が「情報収集2つの掟」と題しまして、言ったことが1つあります。
それは、「利益に直結する情報しか取ってはいけない」ということです。
要は、みんな余計な情報収集が多いのですよ。
YouTubeで勉強、Twitterで勉強、、いいと思いますが、
それって今、必要な情報なんですか?
、、というここが重要です。
昨日も話しましたが、財務諸表を読まず、
ビジネスを開始している時点で、
う〜〜ん、、、、と思ってしまうのですよね。
要は自分が参入するマーケットの情報すら知らずに
ビジネスを始めようとしているってことでしょう?
それってもはや、ルールを知らずに
サッカー始め出すのと一緒なわけですよ。
YouTubeでお勉強する前に、
さすがにマーケット情報くらいは知っておこうよ、、、と。
決算書を読む、、
ということを、なぜやらなければならないのか、、、
というと、
やはりそもそも取り組む事業によって、
目指せる売上であったり、
売上のあげやすさの難易度が変わってくるからです。
同じ労力をかけるにしても、スーッと無理なく売上がどんどんあがっていくビジネスもあれば、逆にどれだけ時間が経とうとも、うんともすんとも言わないビジネスもあります。
そして勘違いしている人が多いのですが、優秀な経営者とは、難易度の高いビジネスで高い売上をなんとかして上げようとするのではなく、まずそもそも、難易度が低く、短期的に大きなキャッシュが生み出せそうなビジネスを発見する能力がある人のことを言います。
自分が好きだから、とか、自分が得意だから、、、
と言って事業に取り組むこと自体は否定はしませんし、
それでたまたま上手くいく人もいるので良いのですが、
ただ、自分が取り組む事業のマーケットサイズであったり、
市場調査くらいはしておいた方がいいと思うのですよね。
どれだけ好きなこと、得意なことでも、ビジネスモデル的に年商1億を超えるのはそもそも不可能である、、、ということが事前にわかっている事業と、
大して好きでもないが、わずか1年ほどで、年商1億をフワーッと超えていくような事業。
私であれば、後者を選びます。
例え、好きなこと得意なことで事業をスタートしたとしても、全くビジネスが伸びなければ、段々続けるのも苦しくなってきますし、他の事業をスタートしておけばよかった、となるのは、もはやあるあるです。
決算書を読めば、ビジネスモデル的に難易度が高いか低いか、ばかりではなく、あまり大きな年商規模を達成できるわけではないが、個人資産を増やすのに適しているビジネスモデル、、、なども発見できたりします。
こういったことが事前にわかってしまうわけですから、
ただ単に勘でビジネスを始めようとする人たちに比べ、
圧倒的にアドバンテージなのは明白でしょう。
もはや、貧困国で有名なネパールに生まれ育って、金持ちになるのか、、、
あるいは、日本で金持ちになるのか、、、
それくらい難易度の差があると思った方がいいです。
仮に市場規模が1兆円のマーケットと、
市場規模が100億円しかないマーケット、、、
この2つがあれば、当然、売上UPが楽なのは、前者のマーケットです。
1兆円程度の市場規模があれば、全くトップに立てなくても、
ライバル企業に負け続けて、
仮に100番目の企業になってしまったとしても、
利益で1億円程度残すことは容易に可能でしょう。
しかし、そもそも市場規模が100億円しかないマーケットだった場合、
トップ層に食い込めなければ、ほとんど利益は出ません。
昨日も言いましたが、
日本でコーチングのビジネスを始める人って多いじゃないですか。
あれって、私からすればもはや意味がわからないのですよね。
海外のコーチングはいいですよ、エグゼクティブ向けのコーチングが主流で、そのため単価も高いし、金を払う人も多いので、市場規模がそこそこ大きいですから。
しかし、日本の場合、そもそもコーチングを受けるっていう文化がそこまで発展していないため、コーチング受けたい人ってそんなにパイがいないのですよね。
その割に、コーチングで起業したい人は多く、もはや需要がないのに、供給過多状態ですので、そんな難しい市場で勝負しようとする、、、っていう意味がわからないのですよ。
まして、起業初心者が、コーチングで売上をあげるって、、、かなり難易度が高いので、早々に諦めて、他の事業を作った方が、よっぽど早く売り上がると思いますけどねぇ。
まずそもそも、こういったマーケットサイズの確認であったり、
情報収集をしないで事業を始めるから、そういうことになるのですよね。
本人は気づきもしないうちに、
難しい事業を始めてしまっていたりするわけです。
ですから、決算短信を読むのもそうですが、
まともにお金を作れる人間になりたいのであれば、
利益に直結する情報を集める能力を高めなければなりません。
利益に直結する情報を教えるわけがない
しかし、「利益になる情報しか取得してはいけない」というと、
必ず「いやいや、利益に直結する情報なんて、そう簡単に落ちていないし、教えてくれる人もいるわけがないじゃないですか。」
と言う人が出てきます。
もし、株式トレードでのインサイダー情報のようなものを期待しているのなら、
確かにそんな情報はその辺に落ちてはいません。
要は、「一部の人間しか知り得ない、お金になる情報」を
期待しているのなら、そんなものの入手ルートは私も知りません。
そういった情報は、一部の富裕層にのみ回ってくるものですし、
一般人が出会えるような情報ではありません。
しかし、多くの人は勘違いをしています。
「利益に直結する情報」=「一部の人しか知り得ない情報」
と考えている人が多いかもしれませんが、そうではありません。
実は利益になる情報は、至るところに転がっています。
利益に直結する9割は公開情報である
まずそもそも、
利益に直結する情報の9割は「公開情報である」ということを前提に話します。
要は、その気になれば、誰でも取得可能な情報で、
十分、利益に直結させることが可能だということです。
例えばですが、ネットで検索すれば、
駅の人口であったり、駅利用者の年齢層や男女比、
ライバル事業者数などもパッと調べることが可能です。
ちなみに、下の表は、「新宿駅の人口」についての調査表でして、このデータ自体も、ネット検索で誰でも手に入れることが可能です。
「人口なんて調べてどうするんだ!」
と言い出すパッパラパーな人はいないと信じたいですが、人口を調べることで、当然、自分が始めようとしている事業サービスに、お客さんがちゃんと来るのか?
自分がターゲットとしている年齢層の人は来てくれそうなのか?
ライバルの数を見て、この中で勝ち上がれそうか?(マーケットシェアを取れそうか)
などなど、、、数えきれないほどの情報が手に入ります。
もし店舗を構えるビジネスをやっていく場合は、こういった情報が必要になってきますし、多店舗展開を狙っていく場合も、このあたりの情報はマストだったりします。
むしろ、この辺りの情報すら調べないでビジネスを始めるのって、もはやギャンブラーですし、博打を打っているのと変わりませんので、私だったらやりたくはありません。
ところが、その博打打ちをやっている人がどれほど多いことか。
こんな基礎的な情報の取り方すら知らない人が多いわけです。
これはインターネット系のビジネスをやっている人たち、
やろうとしている人たちにも同じことが言えます。
インターネットを使ってビジネスをするなら、
副業レベルだとしても、まず自分が始めようとしている事業が
どの程度のマーケットで、今どこで集客をし、どのような戦略で勝っていくのか、、、、
あるいは仮に商品が売れなかった場合、
どのような調査をして、売れない原因を分析し、
売れる商品へと育てあげていくのか、、、
この辺りの情報収集をしていない状態で、
ビジネスを始めていくのは、
もはやギャンブラーとやっていることが一緒です。
マーケティングは欲しいものを提供する能力。情報収集能力は、欲しいものはなんなのか?を探る能力。
そもそもの話をしますと、
マーケティングというのは、お客様が欲しがるものを提供すれば上手くいきます。
これ、当たり前のことを言っているようですが、ほとんどの人ができません。
例えばコロナ真っ只中のときは、
マーケティングがかけやすかったのですよ。
なぜなら、みんな「コロナ対策」「ウイルス感染」「マスク」などのワードに反応していましたし、みんなの興味が「コロナ」に集中していましたから、むしろ、みんなの欲しがるものが手に取るように理解できたのが、コロナ禍でした。
ところが平常通りの時期って、
人によって興味があるものが本当にバラバラで、
お客様の欲しいものを届ける、、、
というのが難しいわけです。
しかも、そこにライバルの関係も入ってきます。
すでにライバルに満たされてしまっている
ニーズを満たそうとしても、事業は上手くいきません。
例えば、あなたが口紅を作るとします。
さて、じゃあどんな口紅なら、欲しがってくれると思いますか?
あるいは、それをどのようにして調査しますか?
このあたり、リサーチ能力が高い人なら、わかってしまうと思うのですよ。
逆にリサーチ能力が弱い人は、検討もつかないでしょう。
ちなみに、「どんな口紅なら欲しいですか?」と
お客様に直接聞くのは、典型的なおバカさんがやる方法です。
なぜなら、消費者は、自分の欲しいものがなんなのか?に気が付いていないからです。
例えば、あなたが、事業で売上を作りたい、お金が欲しい、、、として、
だけど、その実現のために理想なお金の講座ってどんなものですか?
って言われたら困るでしょう。
どんな商品が欲しいですか?
なんて言われても、お客様の頭の中に
画期的な商品アイデアはありませんから、聞き出すのは不可能です。
(これをインサイトと言います)
逆にいえば、こういったお客様が何を欲しいのか?
を聞き出す技術や聞き出し方があれば、最強だと思いませんか?
一度聞き出し方を覚えてしまえば、どんな商品を作るときも、毎回同じパターンでやりますから、起業する上で、これ以上ない武器になるのですよね。
こういったものを調べるのがいわゆる顧客調査というやつです。
そして、さっきも話しましたが、顧客調査だけでは不十分で、
競合の調査をしなければなりません。
そもそもですが、このコラムを読んでいるあなたが参入しようとしているビジネスって、ライバルは何社いるんですか?それぞれのライバルの強みってなんですか?どのポジションなら勝てそうですか?
この辺りって答えられるんですかね??
起業にはスタートアップ型とスモールビジネス型があります。
スタートアップの会社であれば、全く新しい物を作っていくことになるので、ライバルもクソもありませんが、スモールビジネスはまず似たようなことをやっている人たちが多数いる中、どう戦い、生き残っていくかという話になります。
ですから、この辺り何も考えずに突入、、、、
っていうのはバカですし、勝ちようがありません。
もっといえば、ちゃんと戦略を持って、どう勝ち上がっていくのか、、、を考え、
考えた上で当てられたら、ちゃんと事業の練習になるんですが、
もし仮にまぐれであたったとしても、
なぜあたったのかがわからないので、売れなくなった時に困るのは自分です。
そのため、初心者だろうが、中級者だろうが、上級者だろうが、、、、
情報収集能力/リサーチ能力はマストとなります。
逆にこのあたりがないにも関わらず、無謀に参入していくのって、
もはや死ぬのが分かった上で突撃していく特攻隊ですし、
起業なんてやらない方がマシじゃないかな〜と思ってしまいます。
一方でしっかりリサーチができれば、
自分自身の力で、売れるビジネスモデルが発見できるし、
商品アイデアも出せる。
商品が売れなかった場合の原因もリサーチできるし、
ライバルに勝つための戦略もリサーチが可能、、、。
もはや無双できますので、リサーチ能力/情報収集能力はしっかり磨いておきましょう。
前回も言いましたが、今回の講座では、
調べた情報をもとに、どうやって売上を立てるのか、、、
その全体像まで触れていきますし、
ちょっとやり方はグレーにはなるのですが、かなり安価で売れる事業を作る方法などもありますので、そちらも紹介していく講座となっていきそうです。
また、Research Academyの詳細に関しては、後日連絡します。
では〜