どうも。YOUです。
今回は、コピーライティングに必要な公式「OATHの法則」について解説していきます。
OATHの法則とは?【動画講義】
OATHの法則とは?
OATHの法則は、顧客の問題意識を公式としたものです。
OATHは、
- Oblivious(無知)
- Apathetic(無関心)
- Thinking(考えている)
- Hurting(困っている)
の頭文字をとったものです。順に解説していきます。
Oblivious
顧客の問題意識が「無知」だということです。
例えば、太っている人がいたとして、
しかし、その人自身は太っていることを自覚していないし、
全く悩んでいない場合がこの「無知」に当たります。
ここに物を売っていくのは至難です。
なぜなら、まず問題があるということを気付かせなければいけないからです。
売れたとしても大変な労力がかかり、コスパ悪すぎなので、
マーケティングのターゲットにはなかなか成り得ません。
(もちろん、気付かせて売るという手法もあります。)
Apathetic
続いて、「無関心」ですが、
この問題意識レベルでは、
太っていることには自覚があるが、
その問題を深く捉えていません。
太ってますけど何か?という態度です笑
正直、ここをターゲットとするのも面倒ですね。
Thinking
問題意識レベルが「考えている」に至った層です。
問題に直面していることに気付いているし、それと向き合っているので、
ここをターゲットにしていくと、上手くいく可能性が高いでしょう。
問題に対して、どのように解決していけばいいのか
という道筋をしっかりと明示してあげられれば、より成約率は上がっていきます。
Hurting
いわゆる「困っている」段階ですね。
太っていることがコンプレックスで仕方がないという顧客層のことです。
ここには、もはやセールスをするまでもありません。
ちゃんと魅力ある商品を置いて説明すれば売れていきます。
OATHをビジネスでどう使っていくか
これまで見てきた通り、
Oblivious
↓
Apathetic
↓
Thinking
↓
Hurting
という順に問題意識レベルが並んでいるわけですが、
例えば、必要とされる教育期間も問題意識レベルに比例していきます。
Obliviousは無視するとして、
Apatheticならかなりガッツリ教育していかないと、買ってくれるようになりません。
Thinkingなら標準レベルの教育期間でいいでしょう。
Hurtingはほとんど教育が必要ありません。
また、コピーライティングの際も、問題意識レベルは頭に入れておくべきです。
Apathetic層に売るのであれば、いかに問題が重大なことか気付かせないといけませんし、
そういった文章を作っていくべきです。
Thinking層に売るのであれば、数ある商品の中で、
なぜ自分のものがいいのかということを体系立てて説明していくことに重点を置いた方がいいです。
OATHは、このようにライティングの際にかなり活きてくる公式です。
また、この公式の背景には、
STPマーケティングというマーケティングフレームが隠れています。
ぜひ背景知識と一緒に身に着けておいてください。