競合調査能力
競合調査能力は、めちゃめちゃ重要です。
ビジネスはいくつもの「数字」で出来ています。
- 例えば、見込み客を1人あたりいくらで集客できるのか?
- 例えば、商品価格はいくらくらいが相場なのか?
- 例えば、セールスの成約率はどの程度が平均的なのか?
要は、業界ごとの「基準・スタンダード」があるわけです。
この基準をまず知らないといけません。
あなたがもし商品を販売したとして、
セールスの成約率が2%だったとしましょう。
でも、このセールスの成約率って、低いのか高いのかわからないですよね??
もし、成約率2%っていうのが、業界の中でも高い方なら、
もうそれ以上成約率をあげるために時間を費やすよりは、
他の部分に時間を費やした方が、伸び代が大きいことが多いので、おすすめです。
逆に、成約率2%がべらぼうに低い方なら、
セールスをもっと頑張った方がいいことになります。
ということで、繰り返しますが、業界の基準値・スタンダードを知りましょう。
どうやって競合調査するのか
方法はいくつかあります。
①検索
1つは単純に「ググる」という方法です。
ちゃんと検索能力があれば、意外に結構な情報が出てきます。
特に個人起業やスモールビジネスがライバルの場合は、検索だけで十分すぎるほどの情報量が取得できます。
②内部潜入
2つ目は「内部潜入」です。
僕が一番よくやる手ですが、要は競合のサービスをとりあえず受けてみるわけです。
客になれば、どんなセールスをかけられるのかもわかりますし、どんなバックエンド商品があるのかも知ることができます。結局、受けてみないとわからないことも多いため、とりあえず競合のサービスを受けるっていうのは、ほぼ必須です。
③マッチング
マッチングサイトを使うのは結構ありです。
yentaや、COLABOなどのマッチングアプリを使えば、社員や経営者と簡単にマッチングすることが可能です。あるいはビザスクというスポットコンサルサービスを利用すれば、すでに事業立ち上げを経験されてる人から、普通にいろいろ聞けますし、人脈作るのも可能です。
確かに、お酒飲み交わしながら、フランクに話していくと、いろいろ口を滑らしてくれる人も多いのでいいんですけど、結局、「ビジネス」が前提で人脈を作っていかないと、直接的にガンガン聞きにくかったりするので、遠回りになります。
なので、そういう意味ではビザスク普通に使える。
もし競合出身の人だったり、同業種のサービスを立ち上げた経験がある人がいれば、スポットコンサルを受けてみるのがおすすめです。安いしね。
ということで、、、、
- 立地戦略
- 初期投資
- 集客媒体
- 獲得コスト(CPA)
- ホームページから実店舗への着地率(問い合わせ後来店率)
- 実店舗着地後の成約率
- 1年間のLTV
- 平均顧客単価
- アップセル成約率やアップセルの単価
- セールスマニュアル
- マネジメントノウハウ
などなど、こういったことをひたすら聞きまくっていきます。
で、スタンダードや競合の戦略がわかったら、
そこのスタンダードに近づけられるように、戦略を真似したり、
とにかく仮説検証で数字アップをしまくっていくだけ。