こんにちは。YOUです。
今回は、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)という販売手法、さらにその中でも、個人が利益を最大化することのできる、プロダクトローンチという手法を紹介していきます。
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とプロダクトローンチ【動画講義】
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは?
ダイレクトレスポンスマーケティングはその名の通り、
顧客のレスポンス(反応)に重きを置いたセールス手法です。
例えば、あなたが以前使っていたカメラがもう必要なくなって、
それを社内で売りたい場合を考えてみましょう。
社員全員に一人ずつ片っ端から声をかけて、
「カメラ要らない?使わないのあるんだけど。」
とセールスをかけていくのと、
社内で
「カメラ要らないの持ってるんですけど、興味ある人いませんか!!」
と大声を出して、集まってきてくれた人に対してだけセールスをかけていくのと
どちらが効率的だと思いますか?
迷惑なのは、後者ですけど笑、効率的なのも後者ですよね。
カメラに興味がある人だけを狙ってセールスをかけていけばいいので、
購入してくれる確率もぐっと高まるはずです。
この「興味ある人いませんか!!」と聞いて、
集まった(レスポンスがあった、反応が取れた)
人たちに対して、セールスをかけていく手法をダイレクトレスポンスマーケティングというわけです。
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の具体的手法
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)では、
レスポンスのあった(反応の取れた)顧客に対してアプローチしていくと言いました。
せっかく反応があったのですから、ここで取り逃がす手はありませんよね。
一般的なセールス手法では、
集客が完了した段階で、すぐに売り込みをかけるわけですが、
DRMは違います。
反応が取れた顧客に対し、「教育」を仕掛けます。
つまり、一般的なセールスが、集客→︎販売 であるのに対し、
DRMでは、集客→教育→販売(→運営) という流れになるわけです。
なぜ、わざわざ「教育」というクッションを置くのか。
それは単純にその方が売れやすいからです。
例えば、先ほどのカメラで言いますと、
「要らないカメラあるんだよね。だから買ってよ。」
というよりも、
「要らないカメラあるんだよね。でもこれ凄くてさ、超コンパクトなくせにAPS-Cセンサーが凄くて、めちゃくちゃ高画質なんだよ!!一眼レフとかミラーレスにも負けないくらい!しかも、手ぶれ補正機能、オートフォーカス機能も付いててさ、とにかく完璧なんだよね。新品で買ったらたぶん15万くらいするんじゃないかな。俺ほとんど使ってないし、かなり状態は綺麗だと思うんだけど・・・」
と、このように商品の魅力を伝えた方が「買いたい!」となりますよね?
DRMでは、顧客の興味を引き立てるために、
顧客を「教育」し、商品のファンにしていくのです。
DRMの事例
ドモホルンリンクルという化粧品を知ってますか?
CMでよくやっていると思うんですが、年齢層が若干高めの女性に向けた化粧品ブランドです。
シワとかシミとか気になってきた女性がメインターゲットですね。
この会社はCMで、
「お問い合わせして貰えれば、無料でお試しセットをお送りします」
と宣伝しているんですが、まさにこれがDRMです。
お問い合わせした=レスポンスが取れたということですから、
ここに対して、セールスしていけば、効率的に製品を購入してもらえますよね。
お問い合わせページでは、電話番号やメールアドレスを聞かれますから、
メールマガジンが届いたり、電話があったりして、
顧客の教育というステップもしっかり踏んでいます。
化粧品のカウンセリングなどしてもらって、
ドモホルンリンクルの魅力を伝えられた顧客は、
「私に合う化粧品はこれしかないっ!!」となるわけです。
「教育」によって、成約率を上げているわけですね。
インターネットビジネスで一般的なDRM
インターネットビジネスでのDRMは、
集客
メールアドレスの取得のために、無料商品を提供したり、セミナーを開催する
↓
教育
取得したアドレスに対して、メルマガを発行し、自分や商品の魅力を伝える
↓
販売
実際に商品を売っていく
とこのような流れが一般的です。
リスト(メールアドレス)の取得や教育に多少違いはあるでしょうが、これが基本形ですね。
プロダクトローンチとは?
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)は以外と歴史が古く、
100年ほど前から使われている手法です。
そして、
DRMの中でも最新鋭のセールス手法と言われているのが、
プロダクトローンチです。
プロダクトローンチもDRMの一種なので、
基本は同じです。
集客→教育→︎販売の3ステップを取ります。
しかし、通常のDRMと一線を画しているのは、
教育ステップで、情報を小出しにしていくというところです。
メルマガ1通で全てを語りつくさないということですね。
再びカメラを例にとってみましょうか。
一般的なDRMでは、
「要らないカメラあるんだよね。でもこれ凄くてさ、超コンパクトなくせにAPS-Cセンサーが凄くて、めちゃくちゃ高画質なんだよ!!一眼レフとかミラーレスにも負けないくらい!しかも、手ぶれ補正機能、オートフォーカス機能も付いててさ、とにかく完璧なんだよね。新品で買ったらたぶん15万くらいするんじゃないかな。俺ほとんど使ってないし、かなり状態は綺麗だと思うんだけど・・・」
という教育を一気にかけていきます。
これが、プロダクトローンチになると、、、
メルマガ1通目:要らないカメラがあるんですよ。すごい高品質なんですよね。
メルマガ2通目:先日話してたカメラなんですけど、超コンパクトなくせにAPS-Cセンサーが凄くて、めちゃくちゃ高画質なんですよ。
メルマガ3通目:コンパクトデジカメなんですけど、一眼レフやミラーレスにも全然負けてないんですよね〜
メルマガ4通目:この間言い忘れてましたけど、手ぶれ補正機能とオートフォーカス機能も付いてるんですよ。
メルマガ5通目:こんな完璧な機種なんで、新品で15万くらいでしたかねー
メルマガ6通目:でも僕、結局ほとんど使ってないし、売ろうかなーって考えてるんです。5万くらいで。
こんな感じで、顧客に少しずつ情報を与えていきます。
こうすることで、一気に情報を与えられるよりも、
メルマガ1通目:顧客「へぇー」
メルマガ2通目:顧客「!?」
メルマガ3通目:顧客「これ….いいな。」
メルマガ4通目:顧客「・・・ほしい!」
メルマガ5通目:顧客「販売はいつなの?」
メルマガ6通目:顧客「5万!?安っ!!!!買います!!!」
と購買意欲が高まるわけです。
こういった手法をプロダクトローンチというわけですが、
情報発信ビジネスで稼いでいる人は大抵この手法を使います。
これ以上に利益が上がる手法が今のところないからです。