どうも。YOUです。
今回は、「共通の敵」という心理テクニックについて解説していきます。宗教なんかでもよく使われる手法なのですが、これを行うことで、顧客をファンにさせやすくすることが可能です。
共通の敵の設定【動画講義】
共通の敵を作るとビジネスがしやすい
僕ら人間というのはしょうもない生き物で、
敵がいると団結します。
ヤンキーが校内で揉めていたとしても、
他の学校のヤンキーと決闘するとなれば、
なぜか校内の揉め事は綺麗サッパリ終わり、
〇〇学校VS△△学校みたいなことになります。
日本も同じことで、海外との大きなトラブルがなければ
国内の小さな犯罪だとかそういうことを問題にしますが、
欧米諸国と戦争か?みたいなことになれば、
他の問題ははじめから無かったかのように消え去り、
一気に日本国内が団結します。
そして「お国のために。」的な洗脳をされていきます。
人間なんていうのはそんなもので、
どこかでは揉めていたいんですね。
揉め事とか悩みがないと生きていけないのが人間です。
この習性を利用して、外部に仮想敵を作ると
非常にコミュニティをまとめやすくなります。
今回はコピーライティングのテクニックとして紹介していますが、
実際のコミュニティ運営でももちろん使える心理技術です。
悪用はもちろん厳禁ですが、効果的に使っていってください。
共通の敵(仮想敵)を作るポイント
具体的な敵をイメージしすぎないようにしてください。
例えば、芸能人のAという人を仮想敵にしてしまうと、
そのAを好きなファンからは反感を買い、炎上します。
また、読者の中の何人かが仮想敵に該当しそうならば、
その仮想敵の設定はやめるべきかもしれません。
読者を傷つけることなく、団結力を高めていかなければいけませんので、
仮想敵は極力、抽象的なものに設定していくといいです。
例えば、社会の仕組みを仮想敵に設定するなど、
人物ではなく、事象とか社会とかそういったものを敵として扱うこともできます。