どうも。YOUです。
今回はエモーショナルマーケティングについて解説します。
理性100%で生きられる人間なんていません。
それができるとしたら機械です。
感情があるからこそ、それが人間たらしめているのです。
ということで、この感情を利用してしまおうというのが、エモーショナルマーケティングになります。
エモーショナルマーケティングとは?【動画講義】
エモーショナルマーケティングとは?
エモーショナルマーケティングとは、感情を揺さぶるマーケティング手法のことです。
特別マーケティグフレームがあるわけではなく、
人の感情に訴えかけることの重要性を説いたものになっています。
理論自体は、昔からありますし、人は感情でモノを買うので、
感情に訴えかけることの重要性は以前から認知されていたのですが、
感情(エモーショナル)マーケティングという言葉自体を広めたのは、
神田昌典さんですね。
人は理性よりも圧倒的に感情で動くことが多いので、
人が反応しやすい「欲求」「恐怖」を刺激する言葉を匠に使えば、
モノを売ることができると説いたものです。
エモーショナルマーケティングの活用
エモーショナルマーケティングを
ビジネスで活かすポイントというのは、いくつもあります。
例えば、コンビニで食べ物を買うとき、
「なんかこれ美味しそう」で決めることが多いですよね?
「このお弁当は、添加物が比較的少なくて….」 って決める人はそういないと思います。
ダイエット中なら、
「500kcal 以下のにしなきゃ….」と理性が働くことがあるかもしれませんが、
そもそもダイエットが苦しいのは、「食べたいっ!」という欲求(感情)と戦っているからです。
ということで、感情を刺激してあげることで、
成約率を高めることができますので、ビジネスでも積極的に応用していくべきです。
どこで使っていくかというと、
メインはコピーライティングになるかと思います。
最近は動画マーケティングも流行ってきているので、
そっちも使うとより効果的でしょう。
映像のポテンシャルは底知れないので。
例えば、ビジネスで、
ストーリーテリングが有効なのは、感情を揺り動かす力が働いているからです。
ビジネスのコンサルを売る際に、
「リストラされ、妻にも逃げられ、両親も他界し、、、自殺しようと思った矢先、救ってくれたのがこのビジネスでした。僕と同じ境遇の人を少しでも多く救いたいと思い、コンサルを行っています。」
みたいな文があったら、感動しますし、この人から買おう!ってなりますよね。
人の心を動かすことができる人は、やはり販売戦略上、それだけでかなり強みなわけです。
中心経路と周辺経路
ただし、エモーショナルマーケティングの効果が薄れる瞬間があります。
それは、値段が高いものをオファーされたときです。
例えば、代表的なところだと家・車など。
もちろん、感情が完全に消えることはありませんが、やや理性が強まります。
これと関連付けて覚えて欲しいのが、中心経路と周辺経路という説得方法です。
- 中心経路=論理的であり、深い思考を用いた説得
- 周辺経路=楽しいことに結びつけて行う説得
この2種類があるのですが、高いものを販売するときは、中心経路を使った方が効率的です。人は深く思考して、買うかどうかを悩むので、論理的に買った方がいいことを証明していきましょう。
逆に手を出しやすい低価格の商品であれば、エモーショナルマーケティングをフルに活用し、テンションを上げたり、恐怖を煽ったりして勢いを付けて販売するという方法も活きてきます。
価格帯によって、こういった売り方の違いも出てくるので、頭に入れておいてくださいね。